震災から、3年。熊本県益城町木山仮設団地で活動

 ひかりプロジェクトは熊本地震3周年を迎えた益城町木山仮設団地で、4月14日スマイルこども食堂の炊き出しを地元ボランティアの方々と行ったのを始め、歌の会を主催、その後、竹とうろうの設置や点灯の手伝い、そしてよる9時26分には住民の方々や多くのボランティアの人たちと一緒に震災の犠牲者を悼んで黙とうを捧げました。

 

 炊き出しは牛丼とお味噌汁で、炊いたご飯は6升でお味噌汁も含め、すべて完食の盛況で80食ほど出たと思います。玉ねぎは地元農家さんからの提供でした。

 

 また、翌15日も夕方から竹とうろうの並べ替えを行い、千羽鶴(約3000)を掲げる手伝いをしました。夜7時からスマイルナンバーワンほか子ども達の合唱と黙とう、明けて16日未明1時25分の本震の時間には深夜とあって、少ない人数でしたが、厳しい冷え込みの中、住民の方々と黙とうをさせて頂きました。

 

 ひかりプロジェクトからの参加者は延べ9名で、炊き出しに歌の会、その他お手伝い、後片付けにと大活躍でした。ありがとうございました。

竹とうろうにメッセージを書き込む住民の方

いろんな思いが書き込まれました

男性スタッフも交じって、牛丼やお味噌汁の材料を切ります

これから始まる「スマイル子ども食堂」のために買いそろえた鍋など

牛丼の具も出来上がり、味付けはばっちり。スタッフに笑顔が浮かびます。

7月14日11:00木山仮設団地東集会所では「スマイルナンバーワン」コーラスから始まります。

11:30「子ども食堂」が始まりました。高校生以下の子どもは無料。団地の住民の方々も並びます。団地の申し合わせで大人は有料。

広場のあちこちで牛丼に舌つづみ。「とってもおいしいよ」の声に、スタッフもにっこり。

12:30 ひかりプロジェクトの「歌の会」がスタート。今回の歌集は春らしくピンクの表紙にカット入りでとっても好評でした。

歌の会が終わった後、スタッフ一同で炊き出しと歌の会の反省会を。

15日19時過ぎ「スマイルナンバーワン」による「しあわせ運べるように」の歌声が響きました

『しあわせ運べるように』( 作詞・作曲 臼井 真(神戸市))を紹介します。 この歌は1995年、阪神・淡路大震災の被災地神戸で生まれ、その後、新潟中越地震、東日本大震災、また海外の被災地でも子供たちに歌い継がれてきた合唱曲です。以下は熊本バージョンの歌詞です。

 

※歌詞

地震にも負けない 強い心をもって

亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう

傷ついた熊本を もとの姿にもどそう

支えあう心と明日への希望を胸に

響きわたれぼくたちの歌 生まれ変わる熊本のまちに 届けたい 

わたしたちの歌  しあわせ運べるように

 

地震にも負けない 強い絆をつくり

亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう

傷ついた熊本を もとの姿にもどそう

やさしい春の光のような未来を夢み

響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる熊本のまちに 届けたい 

わたしたちの歌  しあわせ運べるように 届けたい 

わたしたちの歌  しあわせ運べるように