9月1日、2日と熊本地震被災地で活動「笑って、歌って、お茶会」を開催しました

 今回は初めて落語も入れた活動です。大阪から河内家雷三さんを招いての会。会場は爆笑に包まれて、参加者から「久しぶりに。思い切り笑うたよ!」と言って下さいました。

 

今回で、同じ3会場で4回目の開催になります。

9月1日は10時から12時まで益城町安永東仮設団地、午後は13時から15時まで同じく木山上辻仮設団地で、翌2日は隣の西原村小森仮設団地で10時から12時までの開催です。

 

今年3月に餅つきと歌の会を開催した時とは、それぞれの団地の様子はすっかり変わっていました。それは自宅を再建して、仮設から出ていく方が増えたことです。それはとても喜ばしいことですが、一方で空き家の目立つ仮設でめどの立たない方々もいらっしゃいます。

お茶会では、お一人おひとりの今の様子をじっくりと聞かせて頂きました。その場に参加された一人の方が「私らのこと、忘れないでね!」と言われた言葉がずしりと胸に響きました。

 

また、木山上辻では近くの木山仮設に住んでいる子ども達で作っている音楽グループ「スマイル」の少女たちが10人ほど応援に来てくれ、3曲歌ってくれましたが、最後の歌でつい目頭が熱くなりました。

 

小森では、歌を楽しむ会の中で、「私が歌います」と3曲ほどマイクを持って歌ってくださった男性や、熊本民謡を歌ってくださったおばあちゃんなど、大変盛り上がりました。

今回、大阪から来て頂いた河内家雷三さんは、アマチュアの落語家として50年のベテランですが、落語のとぼけた語り口とは別に、「ほんとに、皆さん大変な生活をされていて、今回の落語でちょっとでも皆さんの気が晴れたらうれしいです!」と語っておられました。

参加された方々はスタッフも含め、安永東が19人、木山上辻31人、小森が30人でした。横浜、福岡、熊本から参加いただいたスタッフの皆さん、ありがとうございました。

9月1日午前は、益城町安永東仮設団地

9月1日午後は 同じく木山上辻仮設団地

9月2日は、西原村小森仮設団地

 

9月2日西原村、災害公営住宅

2日に訪れた西原村では、県下で最も早く山西地区に災害公営住宅45戸が8月末に完成し、引っ越しも始まっていました。